服の整理はシンプルライフには欠かせない行動である。服は放っておくと際限なく増殖するので少なくとも半年に一回は見直すべきだろう。ただ、男性と女性で服の用途や目的が変わるので、あくまでも男性向けに記載する。
私服とスーツで分ける
私は私服とスーツでまず服を分けた。
スーツはどうしても仕事で必要になるので一定量を維持する必要がある。
普段に使えるスーツを2着、夏用の昔買っていたスーツを2着、喪服のスーツとおしゃれ用のスーツの計6着を持っている。
おしゃれな人はもう少し数を持っているのかもしれないが今の私にとっては十分である。これ以上増やすのであれば、捨てていき全体を6着に維持したい。もう少しスーツを持っていてなかなか捨てづらかったのだが、少しずつ処分して今の数になった。
はっきり言って普段使うスーツは多くない。つまり、普段使いに喪服とおしゃれなスーツを持っていれば十分であると今は思う。
私服は1年着なかったものは全て古着屋に引き取ってもらった。
着ない服をいつも考える
何となく、服は捨てるまでもなく持ったままでいることが多かったが、ある時から1年を目安に捨てるようになった。捨て始めると次々と要らないと思える服が出てくるので、半分ほどの量に減らすことができた。
ここで改めて残った服を眺めると、やはり気に入って買った服やお気に入りのブランドのものが残っている。つまり、買う時によく吟味し、自分の気に入ったブランドの服を買うことによって、服を無駄に貯めることなくそして無駄遣いもすることがなくなる。
現時点でズボンは5着、上着は4着、中に着る服がいくつかといったようにどの服を持っているかが完全に分かる状態だ。こうなると
服を着る時にも迷わないし、無駄に服を増やそうとも思わない。収納する場所を決めていて、そこからはみ出る量は購入しないと決めているので迷うことがない。
スティーブ・ジョブズも同じ服をずっと着ていたが、考えることは他にいくらでもあるので服を選んだり収納するといった思考に頭の容量を使わなくてよくなる。必要なものを必要なだけ買い足せば良い。
とにかく家から出す
まずはここ何年も着ていない服を探し出して古着屋に持って行ってみよう。メルカリなどで売っても良いが、最初は家から早く出すということを意識した方が良いと思う。一つずつ服がなくなっていくことによって他の服も本当に必要かどうかを考えるきっかけになる。
靴や小物ももちろん同じように考えて良い。
使わない鞄やベルトも意外と多いはずだ。いつか使うかもと思っているものは全て売っても良いだろう。使う未来が具体的にイメージできないものはとにかく早く家の外に出そう。そうすればいつか使うかもといったように、無駄なことを考えなくて良くなる。