学校と社会は違う
学校では何を学べば良いかを教えてくれる。
しかし、社会に出ると何を学べば良いかを教えてくれることはない。
学校は皆が均一に習得した学力というものを評価し、それについて優劣をつける場所であるとも言える。社会には学力のような分かりやすいものさしはない。
ないというよりはたくさんあって優劣をつけるのが難しいといった方が正しいかもしれない。この評価では勝ったが、あの評価では負けたということがたくさんある。
学校での学習の仕方とそれらを評価するシステムに慣れてしまい、それ以外の気づきを得られなかった人は社会に出てから苦労をしてしまう。
何で評価されるか
何をしたら良いか、何で評価されるのか、これらが社会に出ると分からなくなる。そして成長する方法、方向が分からず意欲がなくなってしまう。そのような人たちは「肩書き」や「給料」といった単純なものさしに固執してそれを周りと争うことになる。
一人の人間としての充足ではなく、人生を単純に分かりやすく捉えようとしてしまう。そのような生き方を見て、次世代を担う子どもたちが参考にすることはないだろう。
学校と社会は違うということ、この気づきが得られるような場を大人たちはもっと提供するべきである。
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