人生はプラスマイナスゼロか?-メルマガ人間論vol24-

スポンサーリンク

プラスマイナスゼロと現状維持

人生は「プラスマイナスゼロ」といった言葉がある。

プラスにいる人が謙虚になるために、マイナスにいる人が明日への希望を見出すために、そんな理由でこの言葉を使うならよくわかる。

しかし、皆が平均点であることを満足するかのようにこの言葉を捉えていないだろうか。

そこそこに仕事を頑張り、家庭にもそこそこ時間を使う。そしてそこそこの出世を味わい、そこそこの仕事での辛さを味わう。車と家を買い、ローンを払い終わり、人生を振り返った時に「オレの人生いろいろあったけどプラスマイナスゼロかな」と言う。

こういったイメージでその言葉を捉えている。これに違和感を覚えるのだ。

一生懸命にがむしゃらに人生を走り抜け、結果としてプラスマイナスゼロだったと思うのは構わない。しかし、走り出す前からプラスマイナスゼロだと思って速度を上げないのはおかしくないだろうか。このような考えは今の日本だからできる。充分に発展していない国ではプラスしか考えていない。プラスマイナスゼロでは裕福な暮らしはできない。それをだれもが分かっているから現状維持など考えていない。

日本の今の平和と裕福な暮らしは、先人たちが血のにじむ努力の末に勝ち取ったものである。この生活を維持するために、そして子孫にこの生活をつないでいくために、プラスをもたらしていく必要がある。今ある生活が明日も繰り返されるという考えは間違っている。人生への諦めにもとれるような考え方で、この言葉を捉えてはいけない。謙虚に、そして発展的に人生を創っていく必要がある。

プラスだからこそ言える言葉

「人生はプラスマイナスゼロ」これを発言する人はどういった人か。

それは人生がプラスの状態にいる人間である。プラスにいるからこそこういった感覚が生まれるのだ。

マイナスの人間がこんなことを思う余裕はない。がむしゃらにプラスを目指しているはずだ。そしてマイナスの人間を思うならこのような言葉は使わない。

今、マイナスにいる人に向かって、プラスマイナスゼロだと言えるだろうか。今、自分がマイナスにいるとしたら、その言葉はありがたいだろうか。

相手の心を真剣に考える機会を多くつくるべきである。その時の短絡的な感情を垂れ流していてはいけない。

想像力を養い、相手の心に寄り添う訓練を行うべきである。それがプラスの国に生まれた日本人の債務である。

(こちらの無料メルマガに興味がある方は右の登録バナーから登録をお願いします)

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。